薬師寺 最勝会

■平成26年4月20日
■奈良県奈良市 薬師寺
■近鉄橿原線「西ノ京駅」下車

最勝会(さいしょうえ)とは日本三大会(南京三会)と呼ばれた法要の一つで、護国経典とされる 『 金光明最勝王経 』 について講師が講義し、また僧侶が経の内容について論議を行うと共に、国家安泰や五穀豊穣などを願い国民の幸せを願う法会でもあります。僧侶が幹部資格を得るための国家試験も兼ねられていました。
大講堂が天禄4年に焼失し、再建の建物も享禄元年に焼けて以来最勝会も途絶えていました。最勝会が大講堂の復興と共に長年の悲願の復活を果たしたのが500年振りの平成15年。以来今日に至っている法要です。

■主催:薬師寺
■問合せ先:薬師寺
住所:〒630-8563 奈良県奈良市西ノ京町457
電話:0742-33-6001
FAX:0742-33-6004
■Webサイト:
薬師寺
http://www.nara-yakushiji.com/index.html
(最勝会 http://www.nara-yakushiji.com/contents/saisyoue/index.html

2013年のお祭りレポート

平成25年5月4日

法要の最初には散華などが行われます。天理大学雅楽部が大講堂で席についていますが、
この散華の時、楽器(竜笛・しちりき・単音の笙)が同じ調子を一緒に奏でていました。お坊さんは薬師寺だけでなく、興福寺など奈良のほかのお寺からも招待されて参列されています。薬師寺のお坊さん達が着てらっしゃるのは、復刻された法衣です。本尊の前に向かい合った「論義台」があります。この左右に「講師」と「読師」が上がり、論義が行われていました。論義が済むと、勅使役により僧侶にお香が配られる「行香(こうくばり)之儀」がありました。
これは神事の「玉串」が変化していったとされ、『最勝会』に特徴的な所作であるといわれます。また「番論義」というところでは、年少の僧侶が論義するということでしたが、これが小学校高学年くらいの、ホントに小さな少年僧だったのが驚きでした。両側からサササッと出てきて、難しい言葉遣いの文句を難しい抑揚付けて唱えていました。法要の終盤では「法楽読経」というところがあり、雅楽の演奏に合わせて僧侶と参列者が一緒に、「懺悔の偈」と「慈悲の偈」を唱えました。

最勝会の式次第

≪参入≫       集会鐘/奉唱/会始出発/行列出発/大衆入堂/購読師入堂/勅使役入堂/惣礼

≪四箇法要≫     唄/散華・行道(献香)/梵音/錫杖

≪講問論義≫    表白/神分・勧請/探題入堂/経釈/揚経題/講問論義/講下ろしの鐘

≪咒願、行香之儀≫ 咒願/六為之磐/勅使役行香之儀

≪番論議≫     論匠呼び出し/番論議

≪法楽読経≫    金光明最勝王経夢見金鼓懺悔品第四偈

≪後奏之儀、講師之挙≫

≪布施の儀≫    交名見参之儀/勅使役布施之儀「取終作法」/惣礼/退堂

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準備完了です。


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嵐の前の静けさですね(*^_^*)


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そろそろ出発のようです(●^o^●)


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最勝会に向けて出発しました。


【お祭りレポートバックナンバー】

■奈良県奈良市 ~ 薬師寺『 最勝会 』 ~
2011年 2007年