恵みの市(伊勢神宮内宮 奉納行列)

■三重県伊勢市 おかげ横丁・伊勢神宮内宮宇治橋前出発~神楽殿

神嘗祭一年の恵みを感謝して
◇伊勢神宮内宮への奉納行列
明治期まで、神宮では神様への奉仕を少女が行なっていました。これにちなみ、五穀(米・麦・粟・黍きび・豆)を持った少女達を先頭に、神宮への奉納物(伊勢海老・伊勢茶など)を担いだ一行が内宮宇治橋前を出発し、奉納のために神楽殿へ向かいます。
山形から農家の方が庄内米、地元和具から漁師の方が伊勢海老を奉納するほか、おかげ横丁と関わりのある生産者の方々が日々の感謝の気持ちを神様にお届け致します。奉納後は、今年の実りを感謝しお神楽をあげます。
■近畿日本鉄道 「宇治山田駅」よりバス「内宮」行き乗車
JR「伊勢市駅」より「宮宮」行き乗車

■主催・問合せ先:伊勢内宮前 おかげ横丁(有限会社伊勢福)
住所:〒516-0025 三重県伊勢市宇治中之切町52番地
電話:0596-23-8838
FAX:0596-23-8840

■Webサイト:

伊勢内宮前 おかげ横丁
http://www.okageyokocho.co.jp/

伊勢神宮
http://www.isejingu.or.jp/

2012年のお祭りレポート

平成23年10月8日(月)

おかげの市
日本列島のほぼ真ん中、太平洋に向かって大きく突き出した紀伊半島は、南北さまざまな食文化が発展してきた地域です。中でもその東側に位置する伊勢は、深い緑と豊かな海に恵まれており、昔から御食(みけつ)国(くに)と呼ばれてきました。
おかげ横丁では、伊勢路の優れた食材、食文化を知っていただき、これをお求めいただける市で皆様をお迎えされました。

<御食国のおかげの市>
地元の旬の野菜や果物を集めた、生産者直売の市が立ちました。
●場所/赤福別店舗側塀沿い一帯

<伊勢路の新米市>
三重県産を中心とした新米を集めた市です。釜焚きのお米を試食していただけるほか、今ではめずらしい昔ながらの脱穀用農具を使って作業実演を行われました。
●場所/おかげ横丁内「季節屋台」

<恵み汁の販売>
旬の食材をふんだんに使った限定メニューで皆様をお迎えされました。

●場所/海老丸・すし久・団五郎茶屋・とうふや

諸国・伊勢の国 逸品披露
古くからお伊勢参りで賑わう伊勢は、まさに日本の交流地。旅人たちは、お伊勢さんに奉納しようと、全国津々浦々から故郷の山海の幸を持ち寄ったといわれています。
その伝統を受け継ぎ、選りすぐられた諸国の逸品を、伊勢神宮内宮(神楽殿)へ奉納すると共に、おかげ横丁においてご披露されました。

<奉納産物披露>
神宮に奉納した諸国と伊勢の国の名産を展示披露し、今年の実りを神様にお届けできた喜びを皆様にもお伝えされました。
●場所/おかげ座「エントランス」

<なるほど神嘗祭>
その年の新穀を神々に捧げる神宮最大のお祭り「神嘗祭」を、パネルや実物を使った展示で分かりやすく解説されました。
●場所/おかげ座「エントランス」

晴天の中、すべての催しが無事終了されました。

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五穀(米・麦・粟・黍きび・豆)を持った少女達

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奉納、少女も緊張されたようですが、無事終了されました。