京都市 八坂神社 〜かるた始め式〜

1月3日(木)

初詣の雑踏が続く八坂神社境内の能舞台で、新春の3日「かるた始め式」が行われ、参拝者を魅了しました。

祭神素戔嗚尊(すさのおのみこと)が「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と日本で初めての和歌を詠み、和歌の神とされることにちなんで行われる新春恒例の行事です。

神前にかるたを奉納したあと、色鮮やかな袿姿に身を包んだかるた姫達が向かい合って2人1組となり、鮮やかな手さばきでかるたを取り合います。行事に参加した小さい子どもさん達も男の子は水干姿に、女の子は袿姿といった平安装束に身を包み、いっそう華やかな雰囲気となりました。

歌の詠み始めと同時に素早い手さばきで札を取ると、観客席から大きな拍手が送られていました。

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