春の藤原まつり 義経公東下り行列

平成28年5月3日(火・祝)

春の藤原まつりのメイン行事 「 源義経公東下り行列 」が行われました。今年、義経公にふんしたのは俳優の高杉真宙さんです。白馬にまたがった高杉さんが登場すると、沿道から歓声が上がりました。秀衡とその従者ら一行が中尊寺から毛越寺へとやって来る「出迎え行列」に続き、毛越寺で秀衡が義経を出迎える「義経公ねぎらいの場」を再現。毛越寺から中尊寺金色堂までの約4キロの道のりを、93人が牛車や馬に乗るなどして、晴れ渡った青空の下、色鮮やかな衣裳に身を包んで練り歩かれました。

毛越寺で行われた「義経公ねぎらいの場」で義経公と北の方、武蔵坊弁慶、それに出迎えた藤原三代秀衡公が、龍頭鷁首(りゅうとうげきす)舟に乗って庭園内の大泉が池を一周すると池をぐるっと囲むように集まったファンの方から声援が飛んでいました。
途中、中島では同寺に伝わる国重要無形民俗文化財の延年の舞「唐拍子」が舞われ、出発前の優雅なひとときを演出されていました。

行列は午後1時半、本行列が同寺を出発しました。
本物の牛が引く牛車に乗った秀衡公、白馬にまたがった義経、山伏姿の武蔵坊弁慶らが、中尊寺金色堂まで約4キロの道のりをゆっくりと練り歩きました。