兵庫県川西市 〜第44回 川西市源氏まつり〜

4月15日(日)

源氏発祥の地である川西市を市内外に広くPRすることを目的として始まった「川西市源氏まつり」。毎年4万人もの見物客らで賑わうこのお祭り、今年で44回目を迎えました。

この催しは当初、同市多田院多田所町の多田神社の祭事として行われてきましたが、昭和三十七年から、市と観光協会の共催で実施されるようになったお祭です。

桜の花が満開になり川西の街を彩る頃、源氏ゆかりの武者達が桜並木の下を颯爽と練り歩く懐古行列は、まさに平成に蘇る時代絵巻のようです。

川西観光プリンセスが扮する馬に乗った勇敢な姿で登場するのは巴御前、常磐御前、静御前の3御前をはじめ、今年は八幡太郎義家役をタレントの今井雅之さんが演じられました。その他、鎧に身を包み武士に扮した参加者や、薙刀を持ち着慣れない衣裳に戸惑いながらも勇敢に歩く子供武者、ご両親に手をとられながら沿道の見物客の方々に笑顔で手を振っていた稚児行列など、総勢600名が多田神社周辺を練り歩きました。

細い道にもたくさんの見物の方々が押し寄せ賑わいを見せ、沿道を彩る桜並木にと共に並ぶ「桜提灯(ちょうちん)」も気持ちよさそうに風に吹かれていました。

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