三重県津市〜高田本山専修寺 大恩会 稚児行列/十二単体験〜

4月19日(土)、20日(日)

4月18日より20日まで、三重県津市 高田本山専修寺 御影堂において、高田派第2世真佛(しんぶつ)上人750年忌と第3世顕智(けんち)上人700年忌とを併せて「大恩会」(だいおんえ)として盛大に厳修され、全国からた多くの檀信徒が参列して両上人の遺徳を偲びました。

境内全域が国指定史跡に指定されている専修寺での大恩会で注目されたのは、御影堂が8年間の大修理を完了して以来最初の大きな法会であることと、普段は見ることのできない国指定重要文化財、真佛・顕智両上人の木像を栃木県高田の本寺よりお迎えして、その御前で法会を勤めることでした。

19日と20日は快晴に恵まれ、両日約五百人の稚児がかわいらしい衣裳を身にまとい保護者の方とてをつなぎ太鼓門を進発。寺内町から山門を通って御影堂まで練り歩かれました。
午後からは事前に申し込みを受け付けていた十二単体験を実施。
さまざまな色目の中より着装いただく色目を自分で決め、慣れない衣裳の重さや初めてかぶる垂髪のかつらやメイクに困惑気味だった参加者の皆様でしたが、写真撮影の際にはポーズを決めたり、境内を回遊したりと時間を追うごとに皆様から笑顔がうかがえました。

途中、雅楽と舞楽を鑑賞したり、お茶とお菓子を頂いたりと、優雅な雰囲気の中に包まれて雅な世界を堪能していただけたかと思います。

* *
* *
* *
* *