まつりのススメ
今日もどこかで行われているお祭り。新旧問わずそのすべてに共通するのは深い郷土愛と伝統文化を次世代に伝えようという熱意です。
井筒企画ではそのお気持ちを何よりも大切にし、細やかなお手伝いをいたします。
時代考証から故事の再現まで、衣裳や道具類を御用意することはもちろん、『所作などをつけて行列に動きをつけたい』などのご相談にもすばやく対応いたします。
全国の文化施設や映画・舞台関係から展示物、衣裳・小道具などに関する時代考証と制作依頼にお応えしています。
宗教関係用品、古典的美術工芸品の専門商社として培った技術と広範な知識があるからこそ成し得る井筒企画ならではのトータルプロデュースです。
「お祭りがしたい!」と思いついてから、どんな順序で進めていくかを図解してみました。
おまつりプランニング編、実行編を例に取り、お祭りを行なう際に必要な事項を順番に並べ、準備を進めるごとにチェックし、未定なものがないようにしましょう。
プランニング編(実行までの流れ)
お祭りがしたいと思ったら・・・
以下のポイントを参照しながら、わが町ならではのアンデンティティーを探すことをおすすめします。
- 1.郷土の歴史的いわれや有名人
- 2.地域内の神社・仏閣の祭礼
- 3.農業・林業・漁業などでの特産品
- 4.日本一または世界初など、データとして誇れるもの
- 5.特徴のある歴史・風土・地形など
- 6.住民の特徴・世代別分布
- 7.その他地域独自の事柄
具体的な企画を立てましょう
- 1.コンセプト
- 地域独自性が発揮できるイベントであるかどうか。
- 2.参加性
- 住民が参加しやすいイベントであるかどうか。
- 3.効果
- 地域の活性化にどのようにな効果をもたらすイベントであるかどうか。
- 4.展望
- 一過性ではなく、将来への展望が望めるイベントであるかどうか。
- 5.収支
- 予算内で収まり、かつ収支のバランスがとれるイベントであるかどうか。
- 6.協調性
- 県市町村、商店街組合、企業などとの協調が図れるイベントであるかどうか。
- 7.日程
- 開催に無理のないスケジュールが組めるイベントであるかどうか。
井筒のレンタル衣裳を利用する
コンセプト、時代設定等、あらゆる情報を井筒スタッフに伝えてください。
時代考証をふまえた衣裳の御提案、分かりやすいコンサルティング(見積等)の作成、当日までのスケジュール組立等、多様化しながら増加し続けている全国各地の祭事に、ご主旨やご要望、規模に最適の衣裳・用品をご用意いたします。
実行委員を結成し広報・トラブル対策・進行チェックを行ないます
- ●実行委員の協力者の募集
- ●委員会および組織の結成
- ●具体的な企画の立案
- ●スポンサーや協賛の募集
予定の決定
- ●日程の決定
- ●施設等の確保
- ●PR・広報活動、パンフレットポスターなどの制作
- ●官公庁への申請町内会などへの協力依頼
- ●企画の再確認
- ●リハーサル
- ●当日の実施
- ●あとかたづけ
大きなイベントを行なう場合、警察や消防署などへの連絡を早めに取っておく必要があります。
とくにパレードが含まれる場合には、通行止め規制やパレードの先導をするパトカーの手配など、警察側の準備も必要になりますから、実施の2ヶ月前には連絡を取り、細かく打ち合わせるようにします。
また、当日に花火や爆竹などを使用する場合は少なくとも10日前には消防署に届け出を行い、許可を取らなければなりません。
実行編(スタート)
衣裳用意・チェック
人数確認・行列編成の順に配置します。
参加者の着替え場所や衣服の保管場所を確保しておくことも大切。公民館や学校など、広くてロッカー設備のある場所を使用できるようにしておきます。
また衝立などの手配も忘れないようにしなければなりません。 メイクが必要な行列では、鏡・洗面台も必要になるので、地元の美容院や理髪店などに協力をお願いするようにします。
さらに、当日はスタッフ間の連絡網の設備が必要になります。 委員専用の無線機等レンタルしておくと便利です。


メイク・着付け・見せ場(所作指導)




祭り本番
万一のトラブルに備えて井筒スタッフが進行を見守ります。綿密なプランニングも準備もこの瞬間のためです。
実行委員のメンバーも出演者も観衆も一つになって、お祭りを成功に導くという目標に向かって、ひとつになりましょう。思う存分、お祭りを楽しみましょう。祭り本番も当社スタッフがパレードに随行または本部に待機し、万全に備えます。




あとかたづけ

祭りが終わってからの面倒な後かたづけもおまかせください。
出演者の脱いだ衣裳・小物類を整理し、ケースに収納、持ち帰ります。