平野神社 桜花祭

2013年のお祭りレポート

平成25年4月10日

生命力を高める神様の象徴として、平安時代より桜を植樹し、古くから桜の名所となった平野神社。そんな桜の名所で行われる桜花祭は985年、花山天皇(かざんてんのう)によって始められたお祭りで平野神社に行幸し、天皇家の繁栄を祈願されたそうです。まずは、午前中に本殿前で神事が行われます。 お祓いや祝詞の後平野神社の御祭神の御霊(みたま)を舞殿前に置かれた鳳輦(ほうれん・神輿)に移します。無事に移された後、一度神職の方は退場されます。次にどちらに向かわれるのかと言うと・・・平野神社から北へ徒歩10分ほどの距離にある『花山天皇陵』です。こちらに参拝され、桜花祭の無事を祈願します。ちなみに、平野神社の境内に植えられている桜は花山天皇の手によるものなんです。そして、神職の方は再び平野神社へ戻られます。12時から始まった『発輦祭(はつれんさい)』では鳳輦のお祓いや、一緒に行幸する人たちのお祓いが行われます。この後、周辺の氏子地区を2時間以上かけてゆっくりと回ります。行幸を共にするのは、甲冑姿や流鏑馬姿の武士、曲水の女官・物詣姿、元禄時代の女性等です。 発輦祭が終え、隊列を整えるといよいよ平野神社を出発します。行幸は、桜のアーチをくぐりぬけ境内を飛び出しました。平野神社へは15時半頃帰着し発輦に宿された御霊を本殿へと戻し無事終了されました。

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午前中の神事が始まりました。


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赤鬼・青鬼の登場です。


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お稚児さんかわいい(●^o^●)


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元禄の女性。実は髪は自毛の結髪です。


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物詣姿の女性です。


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大鎧姿です。


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こちらも自毛の結髪です。


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休憩中には、出演者同士で記念撮影タイムです(●^o^●)


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休憩後、神社までもどり行列は無事終了となりました。