福井県坂井市 ~丸岡古城まつり~

10月14日(日)

徳川家康の家臣・本多作左衛門が陣中から妻に宛てた手紙「一筆啓上ノ」の碑でも有名な丸岡を舞台に、「丸岡古城まつり」が14日開催されました。坂井市誕生1周年記念となることから、古城まつりのメインとなる五万石パレードの規模をより大きく、また、継体大王即位1,500年ということで、まつりの中に継体大王を取り入れるなど、記念の年にふさわしいまつりとなりました。

現存する天守閣の中で日本最古を誇る丸岡城で午後1時、市長らが歴代丸岡城主や武者にふんして、天守閣前広場にて出陣式が行われた後、メインイベントの「五万石パレード」が出陣。総勢約100名もの参加者が時代装束に身を包み、威風堂々と練り歩く様子は城下町ならではの趣が感じられ、歴史に思いを馳せることが出来る行列なのではないでしょうか。今年度は折り紙で作った兜を身にまとった園児らも加わり、壮大な行列となりました。

秋晴れに恵まれ大勢の市民、観光客が繰り出すなか、からくり山車が登場したり、中学生による吹奏楽の演奏があったり、総踊りなど次々と繰り広げられたりと、城下町・丸岡の秋を彩った一日となったことでしょう。

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