平成22年11月3日（水）
開国１５０年でにぎわう彦根市内では天守や櫓、庭園が往時のまま残る彦根の城下町を舞台に、2010年10月9日（土）〜11月23日（火・祝）に「小江戸彦根の城まつり」が開催されました。
晴天に恵まれた11月3日にはメインイベント「小江戸彦根の城まつりパレード」が開催されました。観光客でにぎわう彦根市内を鎧をはじめ武具を全部赤で統一し“赤備え”と恐れられた旧彦根藩の赤鬼家臣団や鉄砲隊、絢爛豪華な子供大名行列をはじめとした子供時代風俗行列、稚児行列等など約１０００人にも及ぶパレードの列が、観光客ら約５万人が待つ彦根城下と周囲の商店街を江戸時代の風俗そのままに２時間半ほどかけて練り歩きます。
絢爛豪華な時代絵巻を繰り広げ、見物客らはカメラを向けたり、行列に手を振るなどして、江戸情緒が満喫できる行列となりました。パレードは滋賀県彦根市立城東小を出発し、城内に入って夢京橋キャッスルロードなど約３キロをめぐる長い列です。道中では、市内の小学生が扮する子供大名行列の奴達が奴振りを披露するなど、沿道に駆け付けた参加者の家族や友達、見物客らに元気な姿を披露していました。
また、彦根鉄砲隊が「撃ち方」の模範演技を見せ、彦根町火消しが技を披露するなど、最初から最後まで動きのある行列となりました。パレードのほかにも、彦根鳶保存会の演武や彦根町火消し列の演武、にぎわい市などが行われ、キャッスルロードは一日中歓声に包まれました。
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