天神祭

7月25日(金)
神様に年に一度、氏地の平安をご覧いただこうと氏子が御供の行列を組んだのが陸渡御・船渡御の始まりです。
本殿で御神霊が御鳳輦(ごほうれん)に移されたのち、陸渡御が開始されました。大阪天満宮を出た渡御列は、催太鼓を先頭に猿田彦、神鉾、地車と続きましt。総勢3000人の大行列が船渡御の乗船場である天神橋までの間を、老松町通、新御堂筋、市役所北側を通って約3kmのコースを歩きました。陸渡御列が出発する前には、大阪天満宮の境内で催太鼓が激しく打ち鳴らされ、大阪府の無形民俗文化財である「からうす」が何度も披露されました。また、渡御列の最後を飾る鳳神輿、玉神輿も出門の前に境内で激しく揺さぶられました。
陸渡御列出発(りくとぎょうれつしゅっぱつ)
陸渡御列は大きく三つに分かれています。
威勢の良い催太鼓で始まる第一陣は、猿田彦、采女、稚児、牛曳童児など。第二陣は総奉行、前行などの騎馬に続き、平安時代の貴族の乗り物、御羽車、御神霊を奉安した御鳳輦など。さらに第三陣は鳳神輿、玉神輿。途中まで実際に担がれて神輿は進みました。お稚児さんも小さい足で、一生懸命お母様と手をつないで歩きました。

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玉神輿・・・人と人を強く結びつけ、街の人から愛される天神祭のシンボルです。

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船渡御と奉納花火、見事です。