春の藤原まつり 源義経公東下り行列

平成25年5月3日(金・祝)

平泉町の春の藤原まつりまであと1ヶ月という3月31日に「源義経公東下り行列」で使用される御所車が、JR平泉駅に設置されました。
また行列で武者たちが乗る馬の馬装具の組み方も行われました。東下り保存会約30人が参加され、平泉字柳御所地内の倉庫から御所車と馬装具一式を搬出されました。御所車は藤原氏3代秀衡公役と源義経の妻北の方役を乗せる牛車2台があり、まつり当日は平泉駅下り線ホーム南側に北の方用の御所車が設置されました。馬装具は、義経公をはじめ武者たちが乗る25頭分が、平泉字花立地内の店舗に運び込まれ、会員が総出で仮組みを行われました。 御所車が運び込まれた駅構内は、一足早くまつりの華やかな雰囲気が漂い、PRを兼ねて構内に御所車を飾っておられます。
5月3日 春の藤原まつりのメーン行事「源義経公東下り行列」、観光客ら20万5000人(主催者推計)が詰めかけられました。今年、義経公にふんしたのは俳優の平岡祐太さん(28)です。白馬にまたがった平岡さんが登場すると、沿道から歓声が上がりました。秀衡とその従者ら一行が中尊寺から毛越寺へとやって来る「出迎え行列」に続き、毛越寺で秀衡が義経を出迎える「義経公ねぎらいの場」を再現。毛越寺から中尊寺金色堂までの約4キロの道のりを、93人が牛車や馬に乗るなどして、晴れ渡った青空の下、色鮮やかな衣裳に身を包んで練り歩かれました。

毛越寺で行われた「義経公ねぎらいの場」で義経公と北の方、武蔵坊弁慶、それに出迎えた藤原三代秀衡公が、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)舟に乗って庭園内の大泉が池を一周すると池をぐるっと囲むように集まったファンの方から声援が飛んでいました。
途中、中島では同寺に伝わる国重要無形民俗文化財の延年の舞「唐拍子」が舞われ、出発前の優雅なひとときを演出されていました。

行列は午後1時半、本行列が同寺を出発しました。
本物の牛が引く牛車に乗った秀衡公、白馬にまたがった義経、山伏姿の武蔵坊弁慶らが、中尊寺金色堂まで約4キロの道のりをゆっくりと練り歩きました。
祭当日はくもり空で絶好のまつり日和とはいきませんでしたが、行列を一目みようという見物客が朝早くから続々と詰め掛け、道中はたくさんの人で賑わっていました。

DSCN4723 DSCN4724
前日の準備風景です。


IMG_0006
義経公役の俳優の平岡祐太さんと出演者で記念撮影です(●^o^●)


IMG_0074
行列に華を添える侍女たち


IMG_0014
DSCN4735

DSCN4733
役柄ごとに毛越寺で集合写真。いいですね。


IMG_0011

毛越寺の大泉が池を「龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)」の船に乗って
一周する「義経公ねぎらいの場再現」


IMG_0044
黄色声援が沢山飛んでいました(●^o^●)


IMG_0038
牛飼童子たちも頑張っていましたよ♪♪


IMG_0066
北の方、終始笑顔でした(●^o^●)
IMG_0069
中尊寺、月美坂を保存会の方が北の方が乗車されている牛車の後ろ交替で押しました。
毎年の恒例ですが・・・・、大変です。
坂を上りきり、行列は無事終了となりました。