岩手県西磐井郡平泉町/春の藤原祭り 源義経公東下り行列

5月3日

春の藤原まつりのメイン行事「源義経公東下り行列」が東日本大震災の影響で2年ぶりに開催されました。

「源義経公東下り行列」が毛越寺ー中尊寺間の目抜き通りでにぎやかに繰り広げられた。俳優の溝端淳平さん演じる義経公ら総勢91人が藤原文化華やかな平安の一大行列が披露され、大勢の見物客を魅了していました。

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毛越寺で行われた「義経公ねぎらいの場」で義経公と北の方、武蔵坊弁慶、それに出迎えた藤原三代秀衡公が、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)舟に乗って庭園内の大泉が池を一周すると池をぐるっと囲むように集まったファンの方から声援が飛んでいました。
途中、中島では同寺に伝わる国重要無形民俗文化財の延年の舞「唐拍子」が舞われ、出発前の優雅なひとときを演出されていました。

行列は午後1時半、本行列が同寺を出発しました。
本物の牛が引く牛車に乗った秀衡公、白馬にまたがった義経、山伏姿の武蔵坊弁慶らが、中尊寺金色堂まで約4キロの道のりをゆっくりと練り歩きました。
祭当日はくもり空で絶好のまつり日和とはいきませんでしたが、行列を一目みようという見物客が朝早くから続々と詰め掛け、道中はたくさんの人で賑わっていました。

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