群馬県渋川市/白井宿八重ざくら祭

4月22日

群馬県渋川市・白井宿沿いの八重桜が満開になった22日に、戦国武将などの衣裳を身にまとった武者行列が行われました。
白井城の城下・白井宿は土蔵造りの家並みなどが宿場町としての面影を残しています。道の中央を白井堰が流れ、その端に八重ざくらが何十本も植えられています。

白井宿と祭仕様のお地蔵さん

今年度は開花が遅れていたのかほとんどが蕾の状態でしたのが若干残念でしたが、日当たりのいい所に咲いている桜の木は満開になっていました。

出陣場所となる「道の駅こもち」では市長の勝鬨の声と共に参加者全員で「えい えい おー」と掛け声を掛け白井城主であった長尾景仲公と本多広孝公の旗を先頭に行列は出発します。

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子ども武者隊や女武者隊、手作り甲冑隊の皆さん、などが列をなして白井宿に向かって出陣です。
山車も出ています。上乃町の山車には「上杉謙信公」、中乃町の山車には「長尾景仲公」、そして 下乃町の山車には「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」の人形が。

当日は武者行列の他に農産物・特産品を販売する六斎市、俳句大会や琴の演奏、抹茶のサービスなども行われ、白井宿一帯は行列を見に集まった方たちの他におみやげ物の袋を抱えた方たちでいっぱいでした。