平成23年4月30日(土)
邇保姫(にほひめ)神社は66年前の原爆投下時の爆風に耐え、地域の篤(あつ)い信仰を集めてきた神社です。
平成19年不審火によって「被爆建物」の本殿などを失った同神社の復興事業が進み、このたび約4年ぶりに御社殿が再建されました。その祝賀行事の一つとして 『稚児社参行列』が実施され、新社殿の完成を祝いました。
華やかな衣裳に身を包み、両親の手をしっかり握りながら神社の周りを練り歩く約800名に及ぶ稚児の行列はとても微笑ましく、沿道に駆けつけた見物客らの笑顔を誘う行列となりました。
また、境内では音曲や巫女舞(みこまい)の奉納なども行われ、地域を挙げて神社の復興をにぎやかに祝っていらっしゃいました。
祭りは翌日も続き、神楽の上演や子供みこしなどで祝われました。