愛知県一宮市 ~ 『 おりもの感謝祭 一宮七夕まつり 』 ~

7月28日

毎年7月最終日曜日を最終日に4日間、一宮市全市をあげての大イベント「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」が1000本近い豪華な七夕吹流しかざりや、仕掛け飾りがアーケード街に飾りつけられ、華やかな雰囲気に包まれた街中で盛大に開催されました。

市内中心にある真清田神社(ますみだじんじゃ)の御祭神の母神は太古より、織物の神として知られています。一宮の織物業はそのご加護によって発達したといわれていることから、毎年7月に織物に縁の深い牽牛(けんぎゅう)と織女(しゅくじょ)の伝説にちなんでイベントを開催されています。

昭和31年に始まった一宮七夕まつりは、今では市民の夏の最大イベントとして親しまれてきたお祭りです。その飾り付けの絢爛豪華さは、仙台(宮城県)・平塚(神奈川県)の七夕まつりとならび日本三大七夕まつりの一つとされるほどで、毎年130万人を超える人出でにぎわうそうです。

28日夕方には七夕まつりのメーンイベント「御衣(おんぞ)奉献大行列」が豪華に飾り付けられた市内を練り歩きました。ミス七夕や織姫らが平安~江戸時代の衣装を身にまとい、鎧を身に着けた勇ましい武者姿の子供たちや、そろいの鉢巻をまき、薙刀を持った勇敢な姿の女武者ら総勢150名ほどが出発地点の商工会議所より市内を廻り真清田神社を目指す盛大な行列になりました。夕方でも30度近い気温の中の行列だったので、みなさん汗をたくさんかいていらっしゃいましたが、サラサラと風になびく七夕飾りが涼しさを感じさせる瞬間もあったりしてとても豪華で雄大な行列になりました。

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