4月15日
晴天に恵まれた１０日、兵庫県川西市・多田神社周辺にて春季例大祭の神賑行事である 『 川西源氏まつり懐古行列 』 が華やかに行われました。
源氏まつりは、清和源氏の祖、源満仲をしのび、”清和源氏及び武士団発祥の地 かわにし”の歴史、文化、観光をＰＲするため源満仲をまつる多田神社を中心に開催しているお祭りで、毎年４月の第２日曜日に実施されます。会場の多田神社や懐古行列が行われた沿道には、約４万人が訪れ、満開の桜の下、源氏ゆかり騎馬武者などが勇壮に繰り広げる行列を楽しんでいらっしゃいました。
懐古行列は、午後１時３０分楽隊を先頭に多田神社をスタート。
鎧、兜に身を固めた御祭神源満仲公を始め、源頼朝、牛若丸、弁慶、巴御前など源氏ゆかりの武将や武家姫君、少年少女武者やかわいい稚児など総勢約 ６００ 名が桜並木の下を颯爽と練り歩く懐古行列は、優美かつ絢爛な時代絵巻を繰り広げるかのようでした。
行列はダイエー川西店駐車場までの往復約３.５キロのコースを練り歩かれました。行列にはタレントの元木大介さんも八幡太郎義家役として行列に参加し、観衆の声援に手を振って応えていらっしゃいました。
途中、ダイエー駐車場に到着した行列一行は一旦休憩後、先頭を歩く楽隊のリズムに合わせて意気揚々と再出発。晴天の中の行列だったせいか、多田神社に戻ってこられた時は皆さん汗をかいていらっしゃいましたが、歴史のある行列に参加したという誇りからか、皆さんとてもいい笑顔でした。
また、多田神社境内では奉納射会も開かれ、鎧甲に身を固めた川西市弓道協会の会員が見事な腕前を披露したほか、来年開催される「のじぎく兵庫国体」実行委員会のボランティアの方々も川西市で開催する弓道競技を来場者にＰＲされていました。
 |
 |
 |
 |
 |
 |
