奈良市 春日大社 ~春日若宮おん祭り~

12月17日

■JR奈良線 奈良駅下車

この祭は1136年に関白藤原忠通公が五穀豊穣、国民安寧を祈願し、大和一国をあげて執行したのが始まりで862年の伝統があります。祭礼は7月1日より種々の儀式を重ねていきますが、その最高潮は12月17日に若宮神がお出ましになります。

平安時代から江戸時代に至る風俗を満載した伝統行列の部分で、創始の際には「楽人・日使・巫女・伝供御供・一物・細男・猿楽・競馬・流鏑馬・田楽」とその骨格を整えており、旧儀が長く守られながら、時代の流れに応じた姿を見せるのがこのお渡り式です。午後0時半から御渡式が行われ、県庁前を出発し約1000名の時代風俗行列の中に、あでやかな物詣姿や稚児行列の時代絵巻がメインストリートを練り歩きます。

行列の中に、あでやかな物詣姿の女性達は見られる緊張と天候で汗をかいてる方もいらっしゃいました。長い行列に所どころお稚児さん達にも疲れが見えていましたが、頑張って最後まで歩くことができてよかったです。

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