愛知県豊橋市 ~二川本陣まつり 『 大名行列 』~

11月11日(日)

二川は豊橋市郊外の東海道五十三次33番目の宿場町です。現在でも江戸時代の町割がほぼそのままの状態で残り、本陣の遺構も現存しています。

秋晴れに恵まれた豊橋市の宿場町の面影を残す町並みを舞台に、吉田(現・豊橋)城主・松平伊豆守信明の大名行列をモデルとする時代風俗絵巻『二川本陣まつり・大名行列』が再現されました。地元小学校児童による鼓笛隊を先頭に、一般公募で選ばれた雅姫・琴姫をはじめ、松平伊豆守、近習、奴、腰元など総勢300名近い参加者らが宿場町の面影を残す旧街道沿いの町並みを舞台に、江戸時代の街道風俗絵巻を繰り広げました。訪れた人たちは盛んに拍手を送り、声援を送っていらっしゃいました。 今年は高さ1・5メートルほどの山車が出ており、2人の姫を乗せ動いていました。

大名行列は地域活性化と二川宿本陣資料館のPRを目的に、地域住民らでつくる実行委員会が1991年から毎年開いている催しで、また同時に太鼓演奏などのイベントも開催され、本陣茶屋では地元の生徒らが育てた野菜や五平餅などが売られたり、生徒達によるわらぞうりづくりや骨董市などもひらかれ賑わいを見せていました。

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