滋賀県彦根市 ~小江戸彦根のお城まつり~

11月3日(土)

開国の祖・彦根藩13代藩主井伊直弼の生誕日である10月29日を中心に彦根市最大の祭りが開催されました。

井伊直弼の功績を讃える奉告祭(10月28日)や、彦根城大絵巻など、諸芸に親しんだ直弼ゆかりの催し物が彦根城を中心に各種行われ、なかでも秋晴れの文化の日・11月3日には城まつりパレードが行われました。

このパレードは子ども大名行列、風俗時代行列、彦根町火消し列での彦根鳶の実演や大太鼓、市民参加の武具を全部赤で統一しメ赤備えモと恐れられた井伊家赤鬼家臣団列、鉄砲隊などが参加し市内を練り歩く壮大な行列で、いさましい甲冑や綺麗な着物に袖を通し、また大勢の子供さん達が武者に扮したり、この日の為に練習をした奴振りを披露してらっしゃいました。総勢1,000名近い人数が参加する絢爛豪華なパレードとなり、たくさんの見物客らが沿道に詰め掛けとても賑わっていました。

パレードは午後、地元の城東小学校をスタートし、旧城下町3キロを2時間ほどかけて練り歩きます。行列を見た沿道の子どもさん達は、大きな音や、綺麗に化粧されたお姫様、馬など次々と前を通り過ぎていく人たちに手を振っていて、とても楽しそうでした。

パレードには国宝・彦根城築城四百年祭の人気キャラクター「ひこにゃん」が昨年に続いて登場。沿道に集まった地元の方々や観光客らに愛嬌を振りまいていました。

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