群馬県渋川市 白井宿周辺 八重桜まつり

4月27日(日)

白井宿は、群馬県渋川市の北に位置しています。

白井宿は正確には宿場ではないとか。

当初は城下町として発展したのですが廃城後も「市場町」としての機能を維持し、当初は900メートルを越す町並みに文人墨客をはじめ、多くの旅人が往来し、現在は南北に垂直に伸びた街道にそって民家が並ぶ情景や、街道の真ん中に伸びた用水路は宿場そのものの様子で、本来の意味では宿場ではなくとも、宿場の形態は十分に感じられる場所となっています。

その白井宿通りには約1kmの八重桜105本が植栽されており、見事な八重さくらが咲きそろった中を武者達が練り歩きました。また、城下町の香りが残る情緒に包まれてお茶をいただく「野点」、陽春の白井宿にちなんだ俳句を詠む会や、地場産品などが所狭しと並ぶ「六斎市」など、たくさんの催しも行われ、白井宿周辺は一層賑わいをみせていました。

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