【稚児社参行列】富山県高岡市／射水神社
新天皇の５月１日の即位を祝い、高岡市の射水神社は５月５日、稚児行列と特別参拝を合わせた「稚児社参（しゃさん）」が行われました。射水神社にて稚児社参が行われたのは、現在の上皇の即位を記念した１９９０年以来、２９年ぶりの「御即位奉祝 稚児社参」となりました。
稚児行列は県内外から小学生までの子どもを募り集まった約３８０人が御旅屋通りを出発し稚児衣裳を身に着け街を練り歩き、親子ら約２５００人にもなる行列は約１キロを歩いて射水神社に到着。境内は大勢の参拝客でにぎわっていました。社殿では家族そろって参拝され、社会の安定と稚児社参参加者の健康を祈る神事が行われました。
松本正紀権禰宜は「お稚児さんの参拝は、その時の巡り合わせ。新天皇陛下の即位を奉祝し、弥栄をことほぎ、稚児の幸せと健康な成長を願うものです」と、お話されていました。
「きれいな衣裳を着ることができてうれしい」とにっこり笑顔の稚児参加者の姿や、「令和を迎えた節目に参加でき、貴重な体験。健康に育ってほしい」と我が子の成長を願った保護者の方々の姿がありました。
平成2年（１９９０年）稚児社参開催の様子
稚児社参 参加者募集の様子
北國新聞公式HPより
Yahoo!ニュースより
