静岡県浜松市 姫様道中

平成21年4月4日(土)、 5日(日)

江戸時代の大名の姫君らが行き交ったとされる姫街道の様子を再現する細江町最大の春の行事・「第58回浜松市姫様道中」が4日、5日と細江町で開催されました。

江戸時代の豪華絢爛な衣装を身にまとった道中行列の一行が町中を練り歩き、奥浜名湖の春を演出しました。
中心商店街を通り、メーン会場の都田川桜堤に到着した総勢約120人の一行。 市内外から集まった女性たちが姫様をはじめ上臈(ろう)、小姓、腰元役を務め、きらびやかな時代絵巻を繰り広げました。満開状態の桜でつくられた桜トンネルの中を優雅に進んだ。「祭りの華」を勤めた姫様、沿道に詰め掛けた観光客の声に“満開”の笑顔で応えていらっしゃいました。

満開の桜の花びらが舞い落ちる桜のトンネルを抜けた先に設けられた会場では、姫や上臈、小姓、腰元らによる手踊りも披露されました。この日の為に練習した出演者らの踊りは笑顔で華やかな手踊りを舞い踊り、拍手が沸き起こっていました。また、奴衆による奴振りも披露され、祭りをさらに活気付けていました。
4日は途中から雨が降り出し、残念なことに気賀関所までの道のりで中止になりましたが、最終日の5日、前日の雨も上がり、地面の水たまりも乾くほどの上々の祭り日和に恵まれました。

姫様道中 姫様道中
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