「長沼静きもの学院」合同講義

■平成25年2月16日(日)  *平成25年度の講演は終了しました。
■大阪府大阪市
■阪急梅田駅下車徒歩5分

日本のきものは、独自の美しさを生かして現代に伝わってきました。学院長がそんなきものに初めて出会ったのは、
まだ幼いころだそうです。その時の感動はたとえようもなく新鮮で大きく、今でも鮮烈な印象となって心に残っおら
れるとのこと。長沼静きもの学院は、創立以来55年以上にわたり、きもの文化と、きものだけが持つ独特の個性
を大切にしながら、日本全国に着装教育を広げてきました。きものは、どんな世代にとっても、必ず新しい発見に
満ちているはず。学院長自身も、きものとの触れ合いをもっと楽しみながら、多くの魅力に満ちたきもの文化を
創造していきたいとお考えです。
風俗博物館は、着付を広く育成して行かれる姿に感銘し、年2回の特別合同講義にて講演をさせて頂いております。

■主催:長沼静きもの学院
■問合せ先:長沼静きもの学院
住所:〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8-47阪急グランドビル24F
電話:06-6315-7531
■Webサイト:長沼静きもの学院http://www.naganuma-kimono.co.jp/

2013年のお祭り(講演)レポート
平成25年2月16日(土)

奈良女官朝服と平安時代 汗衫(かざみ)の姿の比較をさせて頂きました。
汗衫(かざみ)とは、公家の童女の正装です。
汗衫(かざみ)は生徒さんの前で着装実演させて頂きました。
奈良の背子(からぎぬ)と平安の唐衣(からぎぬ)の違い、唐様の裙の変化
したもの裳などを実際の目の前で見て頂き確認して頂きました。
また、後半には、飾り紐結びを勉強して頂きました。着付け教室の方になじみのある、
帯締めを使った梅結びの飾り、羽織紐の結び、檜扇の紐や神輿についている
総角(あげまき)という結びも覚えて頂き講義は終了となりました。

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講義前の準備です(*^_^*)

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掛図と1/4サイズ衣裳です。わかりやすいですよね。


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奈良朝女官と平安時代 汗衫姿の比較中。(本当は公家の童女の正装ですが・・・)


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皆さん写真タイムで無事終了しました(*^_^*)